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末岡よしのり365日ブログ 41/365 らしさが先、現実が後

ブログ挑戦 41/365
らしさが先、現実が後
 
豊かになりたいと思っているのに、なかなか現状を変えれない人は多い。たくさん学んでいるに、セミナーに行っているに、読書しているのに、仕事に打ち込んでいるのに、ひたむきに頑張っているのに、変われない人は多い。空回りで努力している人には、報われる努力をして欲しいと思う。報われる努力は何なのだろうか?そんな方には、【らしさが先】を知って欲しい。【報われた先にある未来の自分らしさ】だ。
 
【らしさ】を考える上での例え話がある。銀座の倶楽部と、地方のスナックの違いだ。女性が接客しお酒を飲みながら会話をする。どちらも同じだ。しかし、価格はかなり違う。地方なら2時間飲み放題3000円の店もあるが、銀座なら2時間、飲み放題は無いし、だいたい5万円から10万円はかかるだろう。この15倍から30倍近い価格差は何故だろうか?どちらが良いか悪いかの話しではない。田舎も楽しいし、銀座も楽しいし、どちらも価値がある。
 
銀座には【銀座らしさ】があり、地方には【地方らしさ】がある。銀座なら、周りにはハイブランドのお店が立ち並んでいる。ドルチェアンドガッパーナ、カルティエ、ルイビトン、とか。お店の内装、外観は豪華にデザインされている。従業員やスタッフの女性は、身だしなみに気を使い洗練されている。立ち振る舞い、サービス、会話、礼儀作法も洗練されている。コップの出し方、拭き方、氷の入れるタイミングとかも。経済的に余裕のある男性客が多い。そこには【銀座らしさ】がある。
 
地方のスナックでは、ご近所の方が、来店しやすい立地だ。まわりには、リーズナブルな居酒屋とかがある。気軽に来店しやすい様に、リーズナブルな価格でゆっくり飲める。サイフの負担も少ない。女性は皆、元気で行くと元気になれる。常連客が多い。気軽に声をかけやすい雰囲気だ。あまり他人行儀ならないようにしている。割とカジュアルな服装が多い。カラオケもできる。そこには近所の人が来やすい親しみやすい【地方のスナックらしさ】がある。
 
もし銀座で倶楽部を出店するなら、空きの店舗からこの【銀座らしさ】を作っていくことを計画する。未来の顧客や店が繁盛していること、儲かっていること、を想像しながら店づくりを進めていく。店が繁盛しているという、【未来のお店らしさ】を経営者やスタッフはイメージし作り上げていく。内装外装。女性の顔、性格、接客スタイル、店内ルール、給与システム。ママ、チーママの立ち位置。高級感を演出する【らしさ】を先に作り上げている。現実のお店の稼働は後になる。【らしさ】を先に作り上げて、現実稼働は後になる。高級感を演出したお店で、繁盛して儲かるという未来の【お店らしさ】を作り上げれたから、現実で経済的に儲かっていく。
 
努力して報われる人は、この未来の自分らしさ、未来のお店らしさ、未来の家族らしさ、未来の会社らしさを先に作り上げている。つまりは【ビジョンミッションあるべき姿】だ。自分の未来のあるべき姿を、ふわふわしたイメージを、可能な限り言語化し、逆算しやすい状態をつくる。自分のあるべき姿という、明確な目的地を決める。僕の著書の【お金持ち列車の乗り方】では、人生の目的地を決めてすすめば、全ての幸せが手に入ると書いた。空回り努力をしている方は、未来の自分らしさ、未来のあるべき姿、人生の目的地、を明確にして、報われる努力に変えて欲しいと願う。
 
☆ 未来の自分らしさとは?
☆ 人生の目的地を言語化する、
☆ やりたいこと、なりたい状態を
  遠慮なく書き出してみよう。
 
 
厳しく、優しいコメントがある方はこちらにコメント頂けると幸いです。

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